乳児湿疹とは？
「赤ちゃんの肌がぶつぶつ？！」
この乳児湿疹とはどんな病気？
こんな疑問にお答えして、
乳児湿疹について詳しく説明しています。
「乳児湿疹」は多くの赤ちゃんの肌を悩ませる湿疹です。
我が子の、マシュマロのようなふわふわ肌に、赤いポツポツが付いたり、「かさぶた」になってしまうのを、すぐにでも治してあげたいのは親の願いです。
ここでは「乳児湿疹」について詳しく解説しています、まず乳児湿疹を知ることから始めましょう。
乳児湿疹を知ろう！
乳児湿疹の症状
生後から１ヵ月半くらいまでの赤ちゃんに多く、乳児湿疹の症状は、顔･首･頭など、皮脂の分泌が多い場所に出やすく、赤いポツポツした湿疹や、乾燥した「かさぶた」などの湿疹が現れます。
乳児湿疹の原因について
母親から渡された「女性ホルモン」
原因のひとつは、母親から渡された「女性ホルモン」にあると言われています。じつはこの女性ホルモン、皮脂を過剰に分泌させる作用を持っています。
しかし、赤ちゃんの毛穴はまだ小さいため、皮脂が詰まってしまい炎症がおこり湿疹が現れてしまうのです。
生後から１ヵ月半くらいまでの期間に多いのも、女性ホルモンが残っていて落ち着くまでの期間ということもうなづけます。
赤ちゃんの皮膚は大人の1/2
もうひとつの原因と考えられるものは、赤ちゃんの皮膚は大人に比べ1/2のため薄く角層のバリアがとても未熟なのです。
そのため、外からの刺激を直接受けることになり、湿疹になりやすくなります。 注意するべきは肌の乾燥です。とくに乾燥する冬に発症することが多いと言われています。
乳児湿疹を防ぐ方法（予防）について
乳児湿疹を防ぐ方法として、とても大切なポイントは清潔と保湿です。
清潔な肌を保つ
原因のひとつ皮脂を過剰に分泌させるため、毎日しっかり洗って清潔な肌を保つことが大切です。
ですが、しっかり洗うといってもゴシゴシこするなどはいけません。赤ちゃんの洗い方を紹介していますので、そちらをお読みください。
赤ちゃんの洗い方について
乾燥から肌を守る保湿
湿疹への大切な予防は、常に肌を乾燥から守り十分に潤った状態を保つことです。
原因で説明したとおり、赤ちゃんの皮膚はとても薄く、肌のバリアが未熟です。
保湿剤をつかって、肌の保湿がとても重要です。 保湿剤の役割は、皮膚に含まれる水分が逃げないようガードにしたり、水分を与えたりするものです。 保湿剤の塗り方などを紹介していますので、ご興味のある方はぜひそちらをお読みください。
赤ちゃんの保湿について乳児湿疹が収まらないときは？
清潔に保っても、スキンケアしても湿疹の症状が治らない、かゆみが強い・症状が悪化するという場合は、アトピー性皮膚炎やアレルギーなども考えないといけません。こうなると、改善には医師の判断が必要になるため、まずは、かかりつけの医師か小児科での受診をおすすめします。
