赤ちゃんの乾燥肌

作成日:2019-12-13 更新日:2019-12-23

冬の時期に多い、

「赤ちゃんの肌がカサカサ！」

乾燥肌はどうすればいいの？

こんな疑問にお答えして、赤ちゃんの乾燥肌について詳しく説明しています。

ほおずりしたい、赤ちゃんのすべすべな、ほっぺや手
この子が大きくなるまで、綺麗な肌のまま成長してほしいですね。
皮膚炎や湿疹のような症状になる前に、赤ちゃんの肌をまもりましょう！
ここでは「赤ちゃんの乾燥肌」について詳しく解説しています、まず乾燥肌の原因を知ることから。

赤ちゃんの乾燥肌の原因

冬は空気が冷たくなり湿度もグンと下がり乾燥します、室内では暖房のため、さらに空気が乾燥しています。

生後約２～３ヶ月を過ぎる赤ちゃんの肌は、水分量が大人の1/2以下まで落ちてしまいます。とくに空気が乾燥する冬には、肌が乾燥しやすくなり、何もケアをしてないと、乾燥肌がどんどん進んでしまいます。

赤ちゃんの皮膚は大人の1/2と薄く、角層のバリアがとても未熟なのです。

そのため、肌の水分量が低下してくると、外からの刺激を受けやすくなり、炎症を引き起こしやすくなるわけです。

乾燥肌を防ぐ方法として、まずはお部屋の環境と清潔と保湿です。

まずは、暖房で温められたお部屋は、とても乾燥しています。加湿器などでお部屋の湿度を上げましょう。 肌の乾燥を防ぐ湿度は、およそ５０～６０％くらいがベストといわれています。

原因のひとつ皮脂を過剰に分泌させるため、毎日しっかり洗って清潔な肌を保つことが大切です。

ですが、しっかり洗うといってもゴシゴシこするなどはいけません。赤ちゃんの洗い方を紹介していますので、そちらをお読みください。

湿疹への大切な予防は、常に肌を乾燥から守り十分に潤った状態を保つことです。

原因で説明したとおり、赤ちゃんの皮膚はとても薄く、肌のバリアが未熟です。

保湿剤をつかって、肌の保湿がとても重要です。保湿剤の役割は、皮膚に含まれる水分が逃げないようガードにしたり、水分を与えたりするものです。保湿剤の塗り方などを紹介していますので、そちらをお読みください。

先にお伝えしたとおり、赤ちゃんは乾燥から肌を守る機能がとても弱いのです。きちんと保湿を行うことで肌の潤いを保ちバリア機能を助けることにつながります。毎日のケアを大切にしてお肌のトラブルから守ってあげてください。

登美子先生（看護師･助産師）

子育ては大変なものと言われておりますが、これから親になる方が、喜びをもって子供に携われるようになってほしい。そのため、子育てのちょっとした疑問に分かりやすく解説しています。
ぜひ活用ください。